アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 山﨑 詩織 さん
ランシングコミュニティカレッジ
2ヶ月経って
アメリカに来て、2ヵ月が経とうとしています。この2ヵ月間は本当にあっという間でした。本格的に学校も始まり、英語に触れる機会が増えたからだと思いますが、今月は来た時よりもいっそう英語に対応できない自分に苛立ちを感じることが多くなりました。学校のInternational clubに参加していますが、そのclubの人たちはいつもとても親切にしてくれます。Meetingに参加したり、いろいろなところへ連れて行ってもらったりしています。アメリカ人はいないのですが、彼らは、気にかけて話しかけてくれたり、私の拙い英語にも耳を傾けてくれます。しかし、クラスメイトやハウスメイトは少し違います。もちろん、話しかけると優しく答えてくれますが、こちらから話しかけない限りは何も始まりません。いつもその勇気が出なくて一歩手前でとどまってしまいます。私の家は、ごく普通の一軒家に大家さんと、留学生やインターンシップを受けに来ている外国人たちが何人か住んでいるのですが、私たちのように10ヵ月という長い期間住む人たちはいません。長くて2ヵ月、短くて1週間という人もいて、ハウスメイトは目まぐるしく変わっています。今までも、何人かが家から出ていくのを見たのですが、いつももっと仲良くなりたかったと、その時に後悔してしまいます。アメリカに来て感じたことは、何事も自分から一歩踏み出すことが大切だということです。英語で会話した後、いつも反省し後悔をするという繰り返しですが、その感情も大切にして、はやく納得のできる会話ができるように努力し続けたいです。
ミシガン州立大学とJapan club
私の家からは、私が通うランシングコミュニティカレッジよりもミシガン州立大学のほうが近いのですが、そこにはJapanclubというものがあります。週に一回、だれでも参加できるイベントがあり、そこに参加して会話をしたりゲームをしたりしています。また、時々BBQなどのイベントがあったりもします。そこには、ミシガン州立大学に通う日本人学生、また日本語の授業をとっていたり、日本に興味があったりするアメリカ人がたくさんいます。日本人学生はたくさんいるのですが、留学生ばかりではなく、アメリカに何年も住んでいる人も多く、みんな流暢な英語を話します。それを聞いて毎回とても刺激を受け、自分ももっと頑張らなければと思わせてくれます。日本語を学ぶ人たちや、日本に興味がある人たちと話すのはとても興味深いです。なぜ日本が好きなのかと質問すると、アニメや漫画から日本を知ったという人がとても多かったです。また、ミシガン州立大学のキャンパスの規模は驚くほど大きく、ランシング市もミシガン州立大学にはとても力を入れているなと感じています。大学でアメリカンフットボールがとても有名なのですが、その試合の日は市全体が盛り上がり、普段は静かな通りもたくさんの人でにぎわいます。アメリカ人の、自分たちが属しているものに誇りを持ち、大切にする姿勢はとても素晴らしいなと思いました。