アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 清水 さやか さん
オリンピックカレッジ 留学生日記2
私の留学生活も残り2か月を切りました。冬学期が始まり、学校生活にも変化が現れました。秋学期では、留学生のみで構成されている英語のクラスを取っており、毎日同じ時間割、同じ先生に教わっていました。しかし、冬学期では、カレッジレベルのクラスを取ることができ、曜日によって時間割も異なり、クラスによって先生も異なります。何より大きな変化は、英語を第一言語とする現地の学生たちと授業を受けているということです。このことによって、より緊張感や焦る気持ちが増しています。
現在、私が取っているクラスは、English 101、Public speaking、そしてヨガの3つです。English 101では、主に英語での正しい文章の書き方を習い、時には言語に関する様々な文献を読み、内容について互いの意見を交換し合います。授業内では、小さなグループが組まれ、ディスカッションをすることがあります。他のアメリカ人学生の意見を正しく聞き取れなかったり、自分の意見を伝えることに躊躇うことばかりです。初めに比べれば、分からない部分は聞き返し、発言することを心がけています。
次にPublic speakingですが、授業名の通り、スピーチを主とするクラスです。スピーチの発表日に近づくとグループを組み、互いの原稿を添削しあいます。グループは、席の近い学生同士で自由に組まれ、私は、先日まで留学生が多くいる周辺に座り、グループを組んでいました。しかし、彼らは、授業内でも彼らの母国語で話しており、携帯やパソコンで授業に無関係のことを調べている様子が見られ、授業に対する意欲が感じられませんでした。このままでは自身のためにならないと焦る一方で、今から新しく別のグループに加わる自信がなく、悩んでいました。しかし、勇気を出して、アメリカ人のみで構成されているグループに加わろうとすると、非常に温かく迎え入れてくれました。クラスの中で、私が唯一の日本人ということもあってか、日本のことや私自身について興味を持ってくれました。英語が理解できない時には、理解することを助けてくれます。これからの授業がより楽しみになり、思い切って踏み出してよかったと感じています。
最後にヨガのクラスは、正直、気分転換になるだろうと思って取ったのですが、専門用語が使われることが多く、思った以上に先生の言っていることが理解できず、驚いています。何をするのか、周りを見て動いていることもあります。けれども、堅苦しく考えず、楽しんで受けていきたいと思います。
初めて現地の学生と授業を受ける中で、やはり彼らの授業に積極的に参加する姿が目に入ります。先生の問いかけに対して、どんどんと意見が出てきます。Public speakingにて、スピーチの順番は立候補制で決まりますが、気を抜けばすぐに最後になると思います。もちろん、中にはやる気が感じられない学生や課題をしていない学生もいるので、自分自身でモチベーションを保ち、行動していかなければいけないと感じています。
カレッジ正面
寮
近くの海沿いの公園
寮のイベントで手形を天井にペイント