アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 谷口 瑞季さん
アメリカ コロンビアカレッジ
アメリカに来て、2ヶ月になります。授業内容にも慣れ、課題に追われながらも、空いた時間にはダウンタウンに行ったりして楽しんでいます。日本にいた時より時間に余裕がある分、時間の使い方を考えないといけないと感じるようになり、うまく使えるようになることも目標の一つになりました。
今月学んだアメリカ文化は、各大学で行われるホームカミングというイベントです。コロンビアカレッジでは、10月の1週間目に、毎日放課後から夜にかけて、イベントが行われていました。中でも、金曜夜にあった、フォールフォーマルが印象的でした。この夜のダンスパーティーは私の中で、まさしくアメリカ文化というイメージそのもので貴重な体験だったと感じています。また、15日に行ったパンプキンフェスティバルもアメリカらしいイベントだと感じ、楽しみました。
また、2ヶ月経った今でも、自分の英語力の向上が一番の課題です。ライティングについては先月と変わらず、センターの方にアドバイスをいただきながら励んでいます。文脈に応じた単語の使い方や、前置詞の使い方など、毎回行くたびに指摘していただき、また、英語での自然な言い回しを色々と教えていただけることは勉強になりますし覚えて自分の力にしていきたいと思います。一方で、英語で話すことに関しては、まだまだ成長できていません。授業内では、焦りと緊張からか文法的に滅茶苦茶な発言をしますし、普段の会話でも聞き取れなくてごまかしてしまうことが何度もあります。アメリカでの生活に慣れて来たように思っても、自分自身の成長があまり感じられず、少し焦りや不安を感じています。伝わらないことが怖く、人に話しかけに行くことや、授業内で発言することに躊躇してしまっています。積極的に行動できない自分を変えることも目標として留学に来ているのに、尻込みしてしまっていることを反省しています。明日からの1ヶ月では、もう少し危機感を持って自分が立てた目標を意識しながら過ごそうと思います。
日本にいた時から、授業中のディスカッションは苦手で、昔から忌避してきたところがあるのですが、アメリカではそれが当たり前だということを、知ってはいたことですが改めて実感しています。クラスメイトの意見を聞いて初めて気付くことも沢山ありますし、自分の意見と似ていても違った部分から新しく思いつくことができる、という経験を、毎回の授業でしています。他の留学生から聞くそれぞれの国に関した意見もとても興味深く、勉強になることが多いです。正解を出すことが目的ではなく、個々の違った考え方が求められていることを感じます。自分の意見を持つことの大切さや、それを声に出して伝えることの必要性も改めて学び、自分に対して最も改善また成長したい部分です。今の段階では、私にとって難しく、失敗することに恐怖を感じてしまっていますが、乗り越えなければいけないと改めて肝に銘じた1ヶ月でした。