韓国留学レポート
地域文化学科 川地 愛さん
韓国 光云大学
韓国に留学に来て早4か月です。日本は梅雨の季節ですが、韓国は梅雨の時期があっても日本より短く、毎日毎日じめじめとした日が続かないのが特徴です。それでも暑い日が続き6月でこんなにも暑いのに7月8月はどうなるのか、夏バテしないか心配です。
授業の方ですが、6月はテストに追われていました。大学の授業のテスト、語学堂のテストが立て続けにあり、精神的に大変でした。特に、大学の授業の期末テストは難しかったです。自分の専攻などを考えて漢字についての授業を取ったのですが、単位が取れるか今のところまだわかりません。合格できているかどうか毎日確認するのですが、その度不安です。
語学堂のテストはいつもと同じように聞きとり、読み、書き、会話をやるのですが、さすがに4級にもなると、内容が難しかったです。また、会話のテストで先生から、発音がぎこちないといわれてしまいました。韓国語の難しいとこの一つが発音ですが、留学から4か月たってもパッチムの発音などが出来てないのはまだまだ勉強不足だなと感じました。それでも、留学来る前と今では断然会話力や語彙力が伸びたと自分でも感じられます。ただ、もうすぐ日本に一時帰国しますが、その1月ちょっとの間に韓国語を忘れてしまわないか心配です。留学行ってきた子たちは日本に帰ったら日本語以外使わないから、せっかく勉強した言語も使えなくなると口をそろえて言います。忘れないように日本にいる間も勉強したいです。
私の留学生活前半戦がもうすぐ終わろうとしていますが、振り返ってみると本当に有意義な時間だったなと思います。日本であのまま淡々と学生生活をしていたら経験できなかったことばかりでした。語学面でもそうですが、最近では特に様々な国籍の子と交流できたことがよかったと感じています。もう帰国してしまってなかなか会えない、もしくは一生会えないかもしれない子もいるのですが、多国籍の子と交流できたことは私にとって、いい刺激でした。特に感動したことは、ルームメイトだったマレーシアの子たちからマレーシア料理をごちそうになったことです。彼女たちは宗教の関係上食べられるものが限られており、一緒にご飯を食べようと誘うことが出来ませんでした。しかし、今までのお礼としてマレーシア料理をふるまってくれて、一緒に食べたことがとてもうれしかったし、楽しかったです。また彼女たちと暮らすことで宗教への理解も深まりました。最近は断食しないといけない時期があったそうで、こういってはダメなのかもしれないですが大変だなと感じました。
私たちにとって今この時期は別れの時期です。この4か月という長いようで短い期間にあったことを大切な自分の宝物として忘れずに、いたいと思いました。