イタリア留学レポート
国際コミュニケーション学科 橘 彩香さん
イタリア ペルージャ外国人大学
留学して早2か月が経ちました。今月も本当に一瞬に感じられました。というのも、日常生活、旅行、勉強、クラブ、全てが本当に充実していたからです。
大学の授業はクラスが先月よりも一つ上がったため少し内容は難しくなりました。授業の復習を習慣付けようと最近は授業が終わると毎日友達とカフェに行き勉強していました。 勉強と遊びの切り替えをうまくつけることができ、そのおかげでテストの出来は上々でした。クラスで1番を取ることができ、さらには私だけ上のコースに行ってもいいよとまで言ってもらえました。しかし自分でもリスニングとスピーキング能力がまだまだだと感じているので他のクラスメイトと共に来月もA2というクラスを受けることにしました。アジア圏以外の言語を話す人にとっては難なく理解できるような文法事項も私にとっては難しく、理解するのに時間がかかったこともありました。しかし、少人数で先生との距離も近いというこの大学の利点を最大限に活用しようと思い、復習をしていて分からなかったことは必ずまとめて次の日に先生や友達に聞くようにしていました。日本ではあまりできていなかったことを今こうやって当たり前にできているという事実を嬉しく感じます。
そして今月も先月に引き続きペルージャ以外の都市をたくさん訪れることができました。11月初旬にはミラノに叔母が住んでいるというエクアドル人の友達に誘ってもらいミラノとベネツィアを観光してきました。彼女の叔母さんには家に泊めてもらい食事から何までお世話をしてもらいました。友達もその叔母さんも英語を話すことができないため、このミラノで過ごした3日間は英語に逃げることなく必死にイタリア語にかじりつくしかありませんでした。このような環境での経験は私のイタリア語に対する向上心を伸ばし、コミュニケーションをとる上での言語の大切さを改めて感じさせてくれました。また他の週末には車を持っているクラスメイトに誘ってもらい同じ州にある小さな街を巡りました。幸運にもペルージャの周辺には車や電車ですぐに行くことのできる小さいけれどイタリアがぎゅうぎゅうに詰まった街があり、気軽に訪れることができます。出かけるたびに出会いがあり、発見があり、感動し、心が豊かになっていくのを感じます。色々な経験をさせてくれる友達に心から感謝しています。
またコーラスの活動としては11月の中旬にコンサートがあり、多くのクラスメイトが聞きに来てくれました。自分のクラスとは違った一面を褒めてもらえてとても嬉しく感じたとともにこのような関係を築けていることを幸せに感じました。
ハロウィンが終わった途端に街はどんどんクリスマスに染まっていっています。クリスマスには友達とのパリ旅行が待っているのでそれも楽しみに12月も毎日を後悔のないように全力で過ごします。