アメリカ短期留学レポート
電子システム工学科 船井 啓太さん
異文化理解A(アメリカ・ポートランド州立大学) 現地レポート
私は高校の時にアメリカに行ってみたいと思い今回のプログラムに参加することを決めました。日本から出るのは今回が初めてで、税関が何やら飛行機はどう乗るやらパスポートはどう取るやらで、いろいろとわからないことばかりで始まりました。飛行機に合計10時間以上、乗り換えに5時間かかるなどまずアメリカにたどり着くまでにかなりの体力を持っていかれました。そしてアメリカに着いたら昼でしたいつ眠れるんだろうと時差ボケと戦いながらアメリカ1日目が始まりましたが、最初に出迎えてくれたアンディオのスタッフは明るく私たちを歓迎してくれました。
それから3日間アメリカのこと、寮生活、大学生活について説明を受けました。すべてが新しいことばかりで覚えることなれることに必死でした。まず最初に驚いたことは歩行者用の信号が青と赤ではなかったことです。他にもファストフードとコーヒーショップの多さには驚きます。そして、正直私はアメリカ人に少し怖さを持っていました。しかし実際はそれとは逆でとても温かい人ばかりで、ちょっとしたことに声を掛けてくれたり、バス、路面電車などの乗り降りで気を使う風景をよく見ました。そして、なによりも障がい者に対して街や、人々が優しくよくバリアフリーができていて障がい者の人も過ごしやすい街になっていると感じました。そしてここからは大事な英語の件ですが、ぶっちゃけ、私はアメリカに行く前全く英語を勉強することができませんでした。しかし意外になんとかなるものです。文法やら単語やら不安でした。しかし問題はそこではなく、話すことを挑戦するか否かということです。間違いなくこれだと言えます。とにかく喋らないと使い方が正しいのかわからないし、ネイティヴの人に正しい使い方を教えてもらうことができます。その代わり勉強しなかったせいでわからないことが多くて苦労はします(笑)。
ここで一番思ったことは行動力です。何事も挑戦しないと何もわからない。今回のようなアメリカに短期留学として行くというのも行動力で、自分から環境を作らなければ何も始まらない、待っているだけの受け身じゃ何も変わらない。また、英語を知っていても使える英語じゃないと意味がない。だからぶつかりに行くことを恐れないことが大切だということこの1週間で感じました(笑)