中国留学レポート
国際コミュニケーション学科 小川 菜花さん
中国 湖南師範大学
湖南師範大学に来て約3週間経ちました。湖南師範大学では留学生は皆寮に住みます。私も大学に到着した日に寮に入りました。寮は2人部屋です。留学生は200人以上います。パキスタンなど中東からの留学生、韓国人、ロシア人が多いですが他にもベトナムやインドネシア、イギリスなど、本当にたくさんの国から来ています。私は韓国の子と同室になりました。着いて数日間は寮の部屋の掃除をしたり、備品を買ったりしました。ルームメイトの韓国人は既に半年留学しているそうで、買い物の時など、掃除用具など部屋の備品に何が必要かわかっていてとても頼もしかったです。また現地の人は訛りが強く、何を言っているのか分かりにくい時も答えてくれ、ありがたかったです。
食事は皆で寮の近くの店に食べに行きます。皆、食事は自分で作るのではなく、外で食べるそうです。大学の周りには本当にたくさんの店があります。飲み物を売っている店もあり、珍珠奶茶(タピオカ入りミルクティー)が本当に美味しいです。大学のある湖南省は辛いものが多いと留学前に聞いていて心配していましたが、辛くないものもたくさんあります。また辛いものでも、辛くなくしてと頼めば、辛くないものを作ってもらえます。日本にはないものもたくさんあり、毎日美味しく色々なものを食べています。
着いて数日後にクラス分けテストがありました。筆記と口述試験でした。クラスはレベルによってA~Eクラスに分けられています。私のクラスは二十名弱で、韓国人とロシア人が多いです。日本人は私しかいません。授業は全て中国語で行われます。先生方は分かりやすいように簡単な言葉を使っていますが、それでも何を言っているのか聞き取るのが難しいこともあります。そのため、予習復習が欠かせません。宿題もたくさん出ます。授業は8時から始まりますが午前中のみなので、午後は宿題、予習復習に当てています。また、友達と遊びに行ったりもしています。
まだ留学して2週間余りで慣れないこともたくさんあります。中国語で何と言えばいいのかわからず、もどかしい思いをすることもよくあります。これから一年、精一杯勉強しつつ楽しみつつ頑張っていきたいと思います。