アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 野々村 清華さん
アメリカ スカジットバレーカレッジ
私がワシントン州のスカジットバレーカレッジに留学に来てから約一週間となりました。こちらに到着したのが週末だったこともあり、最初の二日間予定がなかったので、時差ボケで体が疲れていたのでゆっくり寮で休んでいました。ここにきて一番最初に感じたのはとても住みやすそうだなということです。日本より現在若干寒いですが、自然豊かで時間がゆっくり過ぎていく印象を受けました。田舎ですが、近辺にはレストランやコンビニ、スーパーマーケットなど一通りそろっていて、歩いても行けますが、バスも出ているのでそれほど不便を感じることはありません。しかし、スーパーで売っているものの一つ一つがとても大きくて、買いだめするにも持って帰るのが大変なのでたくさん買うときはバスで行くことをお勧めします。
週末が過ぎ、オリエンテーションが始まりたくさんの友達ができました。留学生の中には日本人も結構いるのであまりかたまりすぎず、英語でコミュニケーションをとるという目標を常に意識していくことが重要ではないかなと思います。ほかの留学生はスピーキングのレべルがとても高くて、ネイティブ並みの生徒も何人もいて、正直やっていけるのかなと落ち込んだり、これからの授業が心配ではありますが、これだけ上手な人の中に自分が入れることはチャンスだと思って頑張りたいです。クラス分けは提出したTOEFLEもしくは、現地でテストを受けて決めるようで、TOEFLEがそこそことれているとかなり上のクラスに入れられます。私は秋セメスターでは英語の授業だけでなく、カレッジの授業をとる必要があったので、ファッションに興味があるとアドバイザーの方に伝えたところ、いろいろとアドバイスしてくださり、アート関連の授業をとることになりました。
私は寮に住んでいるのですが、一つの団地みたいになっているのでいろんな人との出会いがあったり、コミュニティが狭いので友達を作るにもいい環境だと思います。ピザやアイスパーティなどがこの一週間どこかしらで行われていてみんなとてもウェルカムなのでアメリカ人の友達もできました。大事なのは怖がらずに挨拶してみることだとこの短い期間に何度も感じました。下の階に住んでいるアメリカ人の子が毎日夕食に招いてくれるのでとても楽しく、有意義な時間を過ごせています。日本では毎日友達と集まって夕食を食べたりする習慣はないのでとても新鮮でした。また、そこに集まっているのはみんな初めて会う人ばかりのようですが、前から仲の良かった友達のように接していて、フレンドリーで素敵な文化だと感じました。また、分からないことは聞かないと誰かが助けてくれるわけではないので自分から動く必要性もあると思います。しかし、やはりアメリカ人の英語を聞き取るのはとても難しく、スピードもとても速いので会話に入ってもなかなか話がつかめず、発言できないので、ただいるだけになってしまっていることもあります。話が分かるようになって、自分も盛り上がれれば、もっと楽しいと思うので、これをモチベーションに頑張っていこうと思います。
焦りや不安もありますが、ここの人は本当にいい人ばかりで怖がって自分に蓋をしてしまうのはとてももったいないと思います。何度も聞いてもゆっくり答えてくださるし、バスでも必ずここで降りるんだよ、など聞いたこと以上のことをしてくださります。こちらの冬はとても寒くなるそうなので、体調に気をつけながら、楽しんで留学生活を送りたいと思います。