モンゴル留学レポート
国際コミュニケーション学科 柴田 友登さん
モンゴル モンゴル国立大学
私はモンゴル国へ9月から1年間留学することになりました。県大からはほぼ毎年モンゴルへ留学する人がいます。私がなぜ、モンゴルへ留学先に選んだとかと言うと、他の人と違った経験ができるからだと思ったからです。そして、モンゴルの文化を現地で自分の肌で感じたいと思ったからです。
◇モンゴルについて
私たちが留学している場所は首都のウランバートル市にあるモンゴル国立大学に留学しています。首都の人口は100万人を超えています。市内の中心部に大学があります。気候は、夏以外にはほとんど降水量がなく、乾燥した日が多く、のどが渇きやすいです。冬はマイナス30℃近くになりますが、日本と違って湿気がないため服をたくさん着れば寒さを防ぐことができます。食事はモンゴルの食堂や各国のレストランがあります。モンゴルの食堂に行くと、日本円で200円~500円ほどでモンゴル料理が食べることできます。私は昼にだいたい食堂に行って、モンゴル料理を食べます。
ウランバートル市内の風景
大学近くの広場
◇私たちが入るクラス
毎日2コマ、週に10コマあります。クラスは初級、中級、上級があり、午前と午後のクラスに分かれおり、一クラス12人ほどで行われます。語学コースには韓国、中国、内モンゴル、ロシア、ハンガリーなどなど様々な国の人がいます。これらの人との会話は基本的にモンゴル語です。英語を喋れる人も多いですが、そこはやはりモンゴル語で会話します。授業はオールモンゴル語で行われます。会話、文法、正書法、地域文化についての4つの授業があります。来た当初は先生の説明がまったくわからず、宿題をどこすればいいのかもわかりませんでした。でも、心配する必要はありません、毎日嫌でもモンゴル語を聞いていれば、徐々に聞き取れるようになってきます。授業も飽き飽きしたころになると、授業の一環として先生たちが博物館やイベントに連れて行ってくれます。
◇寮の生活
寮には、語学コースの人だけでなく様々な人がいます。寮の生活になると、基本は2人1部屋です。シャワー、トイレ、キッチンは共同使用です。キッチンが共同なのは、ほんとにいいことです。コミュニケーションの場となり、授業で習ったモンゴル語を使う絶好の場所です。「なに料理作ってるの?」「授業どんな感じ?」「明日何するの?」こんな感じの会話をしています。金曜の夜になると、飲み会みたいな感じで寮のみんな集まってゲームしたり、喋ったりします。参加は自由なので、気軽に行くことできます。異文化を経験するチャンスです。
◇休日
私は休日に市場に行って買い物をすることが多いです。店の人と簡単な会話をして、モンゴルの文化を少しずつ触れています。その他にも、市内から1時間ほど離れたところで乗馬をしたり、モンゴル人とあったり、クラスメイトと食事をしたりして休日を過ごしています。
モンゴルの自然
去年留学していた先輩
モンゴル国立大学の日本語学科の子たちとの交流会