アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 松川 三沙子さん
アメリカ カリフォルニア州立大学モントレーベイ校
キャンパス
図書館
CSUMB(カリフォルニア州立大学モントレーベイ校)に来て早くも1か月が経とうとしています。この1か月は毎日不安でいっぱいでしたが、日本では決して味わえないような経験もでき、とても濃い日々を送ることができました。前回のレポートではあまり詳しく書いていなかったので、CSUMBについて少し紹介したいと思います。
《寮について》
留学生が住むことのできる寮は、キャンパス内にある寮と、キャンパスから離れた寮の2種類あります。CSUMBに留学している留学生は200人程いるのですが、今学期は私も含め、ほとんどの留学生がキャンパスから離れたイーストキャンパスという寮に住んでいます。イーストキャンパスは寮といっても2階建ての一軒家がたくさんある住宅街のようなところで、私は一軒家の2階にアイスランド人、韓国人、私と同じ県大の出口さん、私の4人で住んでいます。部屋は2人部屋が2つで、リビング、キッチン、バスルームを4人で使っています。学校までは少し遠いので、無料のシャトルバスに10分から15分乗って通学しています。交通の面では不便ですが、自分たちだけのキッチンがある点と、寮の料金がキャンパス内の寮よりも安いという点はとても良いです。
《食事について》
イーストキャンパスに住んでいる人はミールプランをつけなくてもいいので私はつけずに毎日自炊しています。日本では全く自炊をしていなかったのですが、自分の食べたいものを作れるので、楽しんで料理しています。食材は近くに安いスーパーがたくさんあるのでバスに乗って買い物に行っています。また、アジアンマーケットというお店も近くにあるので、日本の食材も買うことができます。バスはモントレー内なら学生証を持っていれば無料で乗ることができるのでとても便利です。
《授業について》
今学期の授業は、Tourism、Japanese pop culture、Writing、Step Aerobicsの4つの授業と日本語学科2年生の授業のアシスタントを履修しています。Tourism、Japanese pop culture、Writingは宿題でたくさんのreadingが出されるので、毎日宿題に追われています。Tourism、Japanese pop cultureは授業中にディスカッションがあり、特にTourismは自分の言いたいことを上手く伝えられないので、自分の英語力の無さを毎回思い知らされます。Japanese pop cultureは日本に興味のある日本語学科の生徒たちが主に履修しているので、私の拙い英語でも熱心に耳を傾けてくれます。ただ、アメリカの学生が日本に興味を持つきっかけに多いのが日本のアニメなのだそうですが、私はアニメに全く興味がなかったので、アニメのことを聞かれも全然答えられません。少しでもアニメについての知識を持っておけばよかったと思いました。
アメリカに来て1か月が過ぎましたが、1か月で自分の英語力が変化したとは全く思いません。CSUMB(カリフォルニア州立大学モントレーベイ校)にはたくさんの日本人が留学しているので、アメリカにいるにも関わらず、私は1日の中で英語よりも日本語を話す割合の方が多いのではないかと思う日もあります。やはり日本人といる方が自分の考えを完璧に伝えることができるので快適だという点で、私はどこか日本人に甘えてしまっているのだと思います。しかし私が留学している理由は自分の夢を叶えるための第一歩として英語のスピーキング能力を向上させるためなので、もっともっと積極的になって自分の目標を達成できるようにこれから頑張りたいです。