韓国留学レポート2
人間文化学部 国際コミュニケーション学科 今村 奈津美さん
韓国 光云大学校2
韓国では12月のはじめに期末テストがあり、長い冬休みが始まりました。韓国は夏休みや冬休みが長いのでその間に語学研修や海外プログラムに参加する学生が多いです。また学校でもたくさんの語学研修を実施していてとてもうらやましいです。
私も4つのテストと2つの発表がありました。大学韓国語という授業のテストは意外に簡単だったのですが一番大変だったのが日本流通産業論という授業です。授業申請の時、申請単位数が足りないということで急いで取った授業なのですが、日本のこととはいえども経済の知識はほとんどなく専門用語がたくさん出てくるのでとても難しかったです。期末の評価は発表で主題はこれから期待できる日本の産業でした。また、一回発表して終わりではなく教授がいいというまで継続して何回も発表しなければならない形式でした。上手だなと思う韓国人の友達もやり直しを受けていたので私は何回やり直しを受けるのか不安でした。正直、この課題でとてもストレスを受けました。本当に難しくて途中で放棄したいくらいでしたが、やり直しを受けながらも最後はよくやったと褒めてもらえたのですごく達成感がありました。韓国に来てここまで厳しく大変だったことも初めてでしたがここまで一生懸命やったのも初めてだった気がします。
また、11月23日に受けた TOPIKですが無事に6級に合格することができました。今回で6級を取れなければ帰国を伸ばそうかと考えていたので、留学の最後にいい締めくくりができてよかったなと思います。
今回の留学で新しいことにたくさん挑戦し、韓国人や外国人と交流したくさんのことを感じました。初めての海外だったからかはわかりませんが、日本とは違った新しいことばかりで不思議な毎日でした。しかし、韓国にきてホームシックにならなかったのは韓国での生活がとても充実していたからだと思います。
韓国に来て一番驚いたことは韓国では日本が近く感じたことです。どういうことかというと、日本のことについてよく知っている人が多いことです。もちろん日本語を学んでいる学生との交流もあったということもそうですが、日本語を知らない韓国人も日本のことをよく知っていて話してくれます。アニメや日本食など様々なものを通して日本を知る機会が多いからだと思います。しかし、日本ではまだまだ韓国を知る機会が少ないように感じます。韓国の文化に触れながら、韓国で生活しながら、また記者活動をしながら思ったことはもっと韓国が日本人にとって近く感じる存在になったらいいなということです。さらにこれからは私が感じた韓国のいいところや面白いところを伝えることができたらいいなと思っています。
長いようで短かった私の留学もあと1週間で終わろうとしています。この留学で色んな経験をし、将来のことも考える機会になったので本当に意味のある留学になったと思います。日本に帰国しても韓国語の勉強はもちろん、積極的に韓国に関わる事をしていきたいです。