韓国留学レポート

人間文化学部 国際コミュニケーション学科 今村 奈津美さん

韓国 光云大学校

 韓国はもうすでに朝晩だけでなく日中もかなり寒くなってきました。この前は最低気温が1度の日もあったのでこれからの寒さが心配です。韓国の大学では学科ごとに学科のジャンバー(クァジャム)というものがあり冬になると多くの学生がアウターとして着ています。それぞれ学科ごとにデザインや色も違うのでとっても面白いです。
 10月の後半からは中間試験がありました。今までは大学の授業がほとんどなかったのですが今学期はすべて大学の講義を取ったのでテストの数も多く、発表もあり今までになく勉強した気がします。学校の図書館が24時間開いていたり、学校の休憩室も夜遅くまで開いています。私も友人と学校で勉強していましたが12時を過ぎても休憩室で勉強している生徒が多く刺激を受けました。韓国語のテストでは討論、聞き取り、読解、筆記がありました。特に討論は日本でもあまりしたことがなかったので不安でしたがカフェで友達と4時間練習したからか、思ったよりもスムーズに討論することができました。
 最近私が苦戦していることは方言です。今までは語学堂で勉強していたので先生はもちろん標準語だったのですが大学の授業となると韓国人と一緒に受けるので方言を使う教授はたくさんいます。中でも年配の方で方言を使う教授の場合は全く聞き取れないこともあります。難しいですが授業を聞きながら方言も聞き取れるようになれればいいなと思います。日本でもどこの県の方言が可愛いなどと言いますが、韓国ではテグの方言が可愛いと言われているそうです。
 また10月は韓国に来て初めて泊りがけの旅行に行きました。広原道のチョンソンという自然豊かなところでした。ソウルとは正反対の静かな田舎でしたが私は滋賀県のものすごく田舎に住んでいるので田舎ののんびりした感じがとても落ち着きました。歴史のある五日市という市場、鍾乳洞や鉱山など観光名所がたくさんある場所でした。色んな経験ができたことはもちろんですが、いろんな人が本当に親切にしてくれたり、声をかけてくれたりしたことが印象的でした。

広原道 旅行
広原道 旅行
(左から二人目が本人)
(左から二人目が本人)
クァジャム
クァジャム
イメージ