ニュージーランド留学レポート

国際コミュニケーション学科  吉竹 真穂さん

ニュージーランド オークランド大学イングリッシュランゲージアカデミー

 この留学生活も残すところあと一か月ほどとなりました。ニュージーランドは南半球にあるので、日本が寒さ厳しくなる一方でこちらはだんだん暖かくなってきています。半袖で過ごせる日も多くなり夏へと近づいてきているな、と改めて実感します。今回のレポートでは、Summer Schoolについてとクリスマス休暇について報告していきたいと思います。

 まずSummer Schoolについて書いていきたいと思います。前のブロックでModule2を卒業したため、Module3としてSummer Schoolが11月30日から始まりました。先生もクラスメートもほとんど変わってしまったので最初の一週間はとても緊張しました。また、このSummer Schoolは日本でいう夏季講習のようなもので、通常10週間で200時間勉強するところ、7週間で200時間しなければならないので授業のペースなどが以前のコースよりとても速く感じます。さらに、一日二コマだった授業が三コマになるので気持ち的にも少し辛いです。一コマ目はリーディングやリスニング、ライティングなどテストのための基礎的な練習をします。二コマ目は、スキルフルクラスといってプレゼンテーションやサマリーなどのライティングを中心にやります。Module2のスキルフルクラスと違うところは、オーラルプレゼンテーションを個人でやるかグループでやるかです。Module3でのプレゼンテーションはグループでの発表になります。最初グループ発表と説明を受けた時グループでやる方が簡単じゃないか、と私はその時思っていました。しかし、実際グループワークをしてみると、どういう形で発表するのか、またプレゼンテーションの内容などグループの仲間と話し合わなければなりません。ここで英語でのコミュニケーションが大事になってきます。正直いうと、この話し合いについていくのがやっとで意見を出したり提案したりということがなかなかできていません。これは英語が拙いという理由だけではなく、出した意見が否定されたり自分の発言に自身がないというのも原因のひとつです。来年の授業からは、そういった間違いを恐れずに発言していこうと改めて思います。
 また、今のコースはクラスの大半が中国人なので授業中でもたまに中国語が飛び交います。また何人かの中国人は以前日本に住んでいたり、働いていたりで、日本語のネイティブスピーカーのように話したり聞いたりすることが出来ます。その中国人たちは日本語でいつも「おはよう」と言ってくるのでとても面白いです。Module2の時の友達も何人かが同じクラスにいますが、新しいクラスメートとも仲良くなれたらいいな、と思います。

次はクリスマス休暇についてです。ニュージーランドではほとんどの言語学校や会社は12月19日から約二週間のクリスマス休暇に入ります。こちらの人々はお正月や大晦日よりもクリスマスに重きを置いているらしく、クリスマス当日(12月25日)にはお店はほとんど休みであり、また普段人通りの多いシティーもどこか閑散としていました。ニュージーランドではクリスマスは家族や親せきと過ごすための日らしく、親せきに挨拶にいったり家でゆっくりしたりと、日本でいうお正月のようなものなのかなと感じました。また、12月19日からホームステイが終わりアパート暮らしになりました。そのアパートにはテレビがあり見ていると、いくつかチャンネルがある中にニュージーランドの先住民族であるマオリ族のためのマオリTVというチャンネルがありました。そこではマオリ語のレッスンをしたり、マオリの文化を紹介したりしており、今でもニュージーランドにはマオリの文化が色濃く残っており、且つ大切にされているのだなと思いました。

修了式
クラスメイト
ビーチ
旅行先