アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 杉山 伊織さん
アメリカ スカジットバレーカレッジ 留学生日記2
今回はスカジットバレーカレッジの良い点をいくつか紹介していきます。
第一に、友達をつくりやすい環境であること。このカレッジには留学生の英語力を伸ばすための授業があります。このAESLと呼ばれる授業では、グループワークをすることも多々あり、必然的にクラスメートと話す機会が与えられます。これをきっかけに世界中から来た留学生と仲良くなることができます。私事になってしまいますが、私はAESLの授業が始まってから一週間の内に何十という単位で友達ができました。少し心をオープンにして自分から声をかけるだけで、これ程短期間で大勢の人と仲良くなれます。異なる文化や価値観を持った人間と会話をすることは留学の醍醐味でもあり、そもそも留学は人と関わる事が大前提となっているため、友達をはじめとする人間関係は留学生活を大きく左右するでしょう。そういった点で、このカレッジは留学に適していると思います。(※テストなどにより、一般のアメリカ人と一緒に授業を受けても問題ないと判断された留学生は、AESLの授業をスキップされてしまいます。)
次に、寮が小さいこと。Campus View Village と呼ばれるこのカレッジの寮は、その名の通り村です。コミュニティが小さいため、時に人間関係が難しく感じることもあるかもしれませんが、その分アットホームな雰囲気です。時には寮生のためのイベントも行われ、一緒に映画を観たりゲームをしたりします。アメリカ人だけでなく、多くの留学生が住んでいる為、AESLで仲良くなった友達と授業以外のところでも気軽に関わることができます。また、友達の部屋に遊びに行った時、その友達のルームメイトと仲良くなり、さらにそのルームメイトの友達とも仲良くなれるという、素晴らしいコンボ技を決めることも難しくありません。そうしていく内に、外ですれ違う人のほとんどが知り合いというレベルまで辿り着いているかもしれません。
最後に、バンクーバーに近いこと。国境の混み具合によるのですが、早くて車で1時間程。しかし、なぜこれが良いことなのでしょうか。理由①、留学中にカナダにも行ったと自慢できる。理由②、オリンピックが開催された為か、洗練された街並みを味わえる。理由③、アメリカではできないことがカナダではできる。様々な事の年齢制限がカナダの方が低いため、みなさんの年齢だとアメリカで年齢制限に引っ掛かっても、カナダではパスできることがいくつもあります。週末には友達とバーやクラブ、カジノなどで楽しむのもいいですね。
交通の便が悪いなどの問題点もいくつかありますが、それを上回るだけの良さがこのカレッジにはあります。特に一つ目に紹介したAESLのクラスは素晴らしいです。もちろん、このカレッジでしか留学をしたことがないので、他と比較することはできませんが、留学を成功させるのに必要な要素は十二分に備わっていると思います。