アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 松三 史歩 さん
北ミシガン大学 留学生日記2
アメリカへ来て5か月弱経ち、留学生活の半分が過ぎました。秋セメスターも無事終わり、今は冬休みです。この秋セメスターは本当に充実していて、悩むことも多かったですが、周りの人に本当に恵まれて暮らしていたなぁと改めて思います。
8月は何もわからず、とりあえず周りを頼りについていこうと必死でした。最初の授業では、とりあえず教授に自分が留学生だということを伝えるようにしていました。どの授業も留学生用の授業ではなかったので、授業終わりに不明確な点は積極的に聞きに行くようにしていました。
9月、10月はまだまだ授業に余裕はなく、ディスカッションが一番苦手で、ただただディスカッションと先生が言わないことを必死に願っていました。それでも、ここでの授業は意見を言い合うことが多く、ディスカッションをしなければいけない場面は多々ありました。みんなが話していることがあまり理解できてなく、自分だけ変なことをいってしまわないか不安で、黙っていると、どう思う?と話しかけてくれるクラスメイトがほとんどで、自分の意見に賛成してくれたり、アイディアをほめてもらえたりと、重要なことは英語のうまさじゃなくて、意見の質なんだと気づかされました。エッセイの中で日本に関することを書いた時には、日本についても質問されたりと、気にかけてもらえてることが授業で一番の喜びでした。
11月はサンクスギビングの休暇が二週間弱あり、ニューヨークで家族と再会したり、ホストファミリーと旅行へ行ったりとあっという間に過ぎました。ホストファミリーとの旅行は車で10時間ほど離れたミシガンの州都、ランシングからスタートし、いろいろなところをまわり、ホストファミリーの親戚や友達の家を訪れ、とても楽しい休暇でした。
12月は秋セメスターを締めくくる、期末テストがありました。その期間は寮も特別静かにしないといけない時間が長くなったりと学校全体がテストモードでした。一番驚いたのは、夜遅くまで勉強する生徒のために、カフェテリアでパンケーキやクッキーなどが夜遅くまで提供されていたことです。多くの生徒がキャンパスに住んでいるアメリカならではだなぁと思いました。テストもおわり、今は一か月ほどある冬休みの最中です。
一番楽しみにしていたクリスマスは予想以上でした。大人から大人へもプレゼントがあり、自分でとってきた大きなモミの木をデコレーションしたクリスマスツリーの下に本当にたくさんのプレゼントがありました。私も休暇中はホストファミリーと過ごさせてもらっているので、ラッピングを手伝いました。ラッピングをあけることも楽しみの一つだからと、小さいものも別々に包んでいたので、なかなか大変でしたが、とても楽しかったです。クリスマス当日はみんなで円になって座り、順番に一つずつ開けて誰が何をもらったかシェアしました。ホストファザーとホストマザー、それぞれの家族の親戚とクリスマスを過ごしたので二回クリスマスを経験でき、とても良いクリスマスを過ごせました。
長い冬休みもあと一週間になり、いよいよ最後のセメスターがはじまるんだと実感し始めています。まだまだ自分に満足できない部分はたくさんありますが、前のセメスターでできなかったことができるように頑張りたいと思います。