県大生協の震災支援
県大生協の震災支援
県大生協は、全国の大学生協とともに、被災された学生の学業を支援する取り組みを行っています。3月から岩手生協呼びかけで行われた被災地の大学に辞書を送るプロジェクトは約80冊を、京都滋賀奈良生協全体では約1,000冊集まり、被災地の学生に送ることが出来ました。また、被災により学業継続が困難になっている学生組合員のための募金活動を行っています。食堂の唐揚げカレーやショップのおにぎりなどの売り上げの一部からの義捐金企画、昨年度完成したオリジナル日本酒「湖風」の売り上げの一部からの義捐金、また店頭での募金活動などの取組みによって、5月末現在77,007円の義捐金が集まりました。最終的には全国の大学生協との協力により、父母・扶養者がお亡くなりになられた学生組合員、震災によって自宅・実家が全壊した学生組合員の方々に一人3万円を支給出来るよう取り組みを進めています。対象学生組合員は現在の想定では2,000人~3,000人程度であり、6,000万円程度が必要です。5月10日現在では、約2,700万円の義援金が集約されていますが、今後も同じ大学生の仲間のためにより多くの義捐金を募っていく活動を続け、生協のネットワークを活かしながら被災地へのさまざまな支援を続けていきます。
(県立大学生協 理事 木下高志さん)