理事長・学長からのメッセージ

滋賀県立大学のホームページへようこそ!

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滋賀県立大学は、環境科学部、工学部、人間文化学部、人間看護学部の4学部13学科と、4研究科9専攻の大学院からなり、人文科学、社会科学から自然科学までを学ぶことができる総合大学です。

本学は、滋賀県民の期待を担って、平成7年、国宝彦根城のある滋賀県彦根市に開学しました。琵琶湖を取り巻く豊かな自然に抱かれ、歴史に根ざした人間性豊かな文化を育み、環境と調和した産業を育んできた、この滋賀の地で学び育った卒業生は、これまでに1万3千人を超え、滋賀県内はもとより全国の、社会のさまざまな分野で活躍しています。

「キャンパスは琵琶湖。テキストは人間。」これが滋賀県立大学のモットーです。

琵琶湖を擁する滋賀の地の利を生かし、次のような学びを展開しています。

  1. 一人ひとりの学生・院生の顔が見える学び
    • 教員一人に学生が数人の少人数での学び
    • 豊かな教養と人間性を育む人間学・地域基礎科目による学び
  2. お互いを高め合う学び
    • グループワークなど多彩な手法による多角的・多面的視点の学び
    • 基礎の重視と1年次からの専門的な学び
    • 学生の自主活動「近江楽座」での地域の人々との学び
  3. 多様な学び
    • フィールドワーク・実習・実験などを重視した実践的な学び
    • 短期・長期の海外留学で国際感覚を磨く学び
    • 副専攻(近江楽士、近江環人)での地域に根ざした学び

これらの多様な学びを通して、「国際通用性のある知と実践力をそなえた人が育つ大学」をめざしています。本学での学びを通して、国際化時代にふさわしい専門性や教養と感性を養うことは、卒業後の長い人生の礎となります。

滋賀県立大学は、また、「地域貢献大学のリーディングモデル」をめざしています。地域基礎科目に加えて、学部に「近江楽士(地域学)」、大学院に「近江環人地域再生学座」の副専攻をそれぞれ設けています。また、学生の自主活動である「近江楽座」には、毎年700名近くの学生が参加し、地域の人々に学びながら地域課題を発見し、その解決に取り組んでいます。教室を飛び出し地域に入り込んだ、これらの学びは、地域を理解し地域に貢献できる人材への成長につながっています。

平成30年度には持続可能な社会の実現をめざしたSDGs宣言を行い、本学の理念やこれまでの教育・研究・地域貢献活動とも深くつながっている、国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取り組みを推進しています。

さらに、社会人教育にも力を入れ、公開講座・講義などを開催するとともに、共同研究や受託研究など産学連携にも積極的に取り組んでいます。地域にひらかれた大学として、日々努力と進化を続ける滋賀県立大学にご期待ください。

公立大学法人滋賀県立大学理事長
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