インターンシップとは

滋賀県立大学におけるインターンシップ

  • キャリア教育・職業教育のなかの取組として実施し、学生が、企業や団体において就業体験することを通して、勤労観や社会観を育み、自己の適性や志向に照らして進路を考える機会としている。
  • ガイダンスを経て、事前研修・就業体験・事後研修を含む単位認定型のインターンシッププログラムである。研修事前学習レポート、実習日誌、実習報告書を作成し提出を要する。
  • 大学と企業・団体が、覚書(協定書)を締結して行う。実習にかかる報酬等は支払われない。学生は、賠償責任保険に加入する。

また、文部科学省・厚生労働省・経済産業省から発表されている《インターンシップを始めとする学生のキャリア支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方》において次のように述べられています。

「インターンシップは、学生を送り出す大学等、これを体験する学生、学生を受け入れる企業等それぞれにとって、様々な意義を有するものであり、それぞれの側において積極的に対応していくことが望まれる。」

  1. 大学等及び学生にとっての意義
    • キャリア教育・専門教育としての意義
    • 教育内容・方法の改善・充実
    • 高い職業意識の育成
    • 自主性・独創性のある人材の育成
  2. 企業等における意義
    • 実践的な人材の育成
    • 大学等の教育への産業界等のニーズの反映
    • 企業等に対する理解の促進、魅力発信
    • 採用選考時に参照し得る学生の評価材料の取得

(平成9年9月18日、平成27年12月10日、令和4年6月13日一部改正)

インターンシップ1

インターンシップの種類と概要

【協定型インターンシップ】

  • 滋賀県立大学が企業・団体等と「インターンシップに関する覚書」(協定書)を締結して行う。
  • 大学が学生にガイダンスを行い、受け入れ先を紹介する。
  • 大学の学生・就職支援課に申し込み、手続きをする。
  • ガイダンス(説明会)を経て、就業体験受入先を決定し、事前研修を受ける。
  • 就業体験の成果を実習日誌に記録するとともに、報告レポートをまとめる。報告会に出席し、体験して学んだことを発表する。
  • 就業体験日数に応じて、履修登録をし、インターンシップ科目の単位修得ができる。
《単位認定されるインターンシップの概要》
  1. 単位認定学部:全学部および大学院全研究科対象
  2. 対象学年:学部2年生・3年生および博士前期課程、修士課程1年生
  3. 受け入れ人数:受入先企業・団体等の諸条件によって決まり、希望者が多い場合など、校内選考や受入側の選考がある。
  4. 実施時期・期間:夏季休業期間に就業体験をすることが原則。受入先の事情により期日や期間が異なる。1週間から4週間程度である。
  5. 履修科目(単位修得科目)認定単位数 注)2年生は令和6年度から科目名が「キャリアステップ」となる。
    • 学部生「キャリアステップA」、「インターンシップA」 大学院生「インターンシップC」(実習5日間以上)1単位
    • 学部生「キャリアステップB」、「インターンシップB」 大学院生「インターンシップD」(実習10日間以上)2単位
    • 学部生「キャリアステップC」、「インターンシップE」 大学院生「インターンシップF」(実習15日間以上)3単位
  6. 区分と単位の取り扱い
  7. 単位認定条件
    • 事前研修Ⅰ(ビジネスマナー等)および事前研修Ⅱ(講義等)を受講する。
    • 受入先の作成する就業プログラムにより就業体験を行う。
    • 事後学習(報告会)に参加すること。
    • 所定の書類(「事前学習レポート」2種類、「インターンシップ実習日誌」「実習報告書」)を期限までに提出すること。
  8. 成績評価:就業体験に全日程、参加していることを基本条件に、a「事前学習レポート」、b「インターンシップ実習日誌」、c「受入担当者報告書」、d「実習報告書」の4点の資料を総合的に評価する。

【自由応募型インターンシップ】

  • 企業・団体等が独自に行うインターンシップに、学生が直接応募する。一部の企業・取扱機関の書類提出や手続きについて大学を通じて行うものがある。
    (上記に準じて、単位修得できるものもある。)

【学部・学科等専門型インターンシップ】

  • 学部や学科の専門的分野に関係するインターンシップに、学部・学科から紹介される。一部の企業・取扱機関の書類提出や手続きについて大学を通じて行うものがある。
    (上記に準じて、単位修得できるものもある。)