工学研究科材料科学専攻博士前期課程の𠮷長央行さんが、日本レオロジー学会第53年会においてBest Presentation賞を受賞しました

2026年10月29日

2026年6月4日・5日に大阪大学豊中キャンパスで開催された日本レオロジー学会第53年会において、本学大学院博士前期課程1年生の𠮷長央行さんが「Best Presentation賞」を受賞しました。本賞は、優れたポスター講演を行った39歳未満の若手会員に与えられる賞で、𠮷長さんの発表がその一つに選ばれました。𠮷長さんには、6月4日に行われた表彰式において賞状が贈呈されました。

受賞内容について

題目

エチレン系アイオノマーの中和度が延伸過程における微視的構造変化に及ぼす影響の解明

発表者

𠮷長央行、木田拓充、竹下宏樹、徳満勝久

概要

高分子鎖に少量のイオン基を添加したアイオノマーは、静電的な引力によってイオン基が凝集したイオン凝集体を形成します。このようなイオン凝集体が強固な物理架橋として働くことで力学物性が向上することが知られており、食品包装材やゴルフボールとして利用されている材料です。
本研究では、ラマン分光法やX線散乱・回折測定を駆使してアイオノマー特有の変形挙動を多角的に解析しました。その結果、イオン凝集体に固定された分子鎖が有効な応力伝播素子として作用し、強度向上に貢献していることを明らかにしました。

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