材料科学科4回生の小川ちひろさんが、The 26th SANKEN International Symposiumにおいて「Poster Award」を受賞しました
2023年1月26日
2023年1⽉11-12⽇に大阪大学で開催された国際シンポジウム「The 26th SANKEN International Symposium-Green Transformation for a Sustainable Society」において、工学部材料科学科4回生の小川ちひろさんが「Poster Award」を受賞し、賞状が授与されました。
発表内容について
■題目:Effects of introducing phthalocyanine complex on perovskite solar cells
■発表者:Chihiro Ogawa, Atsushi Suzuki, Takeo Oku, Sakiko Fukunishi, Tomoharu Tachikawa, and Tomoya Hasegawa
■概要:ペロブスカイト結晶を用いた太陽電池は高い変換効率を示し、世界的に注目されています。本研究は、フタロシアニン錯体導入がペロブスカイト太陽電池の長期安定性に与える効果を、デバイス特性評価・微細構造解析・第一原理計算を統合しながら検証したもので、ペロブスカイト太陽電池の微細組織・電子状態制御により、長期安定性と発電効率のさらなる向上可能性を示唆するものです。本研究は、大阪ガスケミカル株式会社フロンティアマテリアル研究所との共同研究によるものです。