「筝(こと)の新世界 in 木之本」が開催されました
滋賀県立文化産業交流会館と滋賀県立大学の合同講座「アートマネジメント人材養成講座(地域デザインD)」受講生の企画・運営によるコンサートが、12月14日(土曜日)、木之本スティックホールで開催されました。
全8回のプログラムで、地域におけるアートの役割やそのマネジメント方法などを学び、出演アーティストや受入先の地域の方々と話し合い、企画準備を進めてきました。
当日は、総合司会、映像、音響、照明などの役割を担い、びわ湖ホールや文化産業交流会館、スティックホールのスタッフの方々のサポートを受け、本番にこぎつけました。
果たしてどれくらいお客様が来て下さるのか、ふたを開けてみないと全くわかりませんでしたが、300名収容の会場がほぼ満席になるくらいのお客様が来て下さいました。
コンサートは、世界的に活躍する筝曲アーティスト吉澤延隆氏による現代的な筝曲の演奏、地域産業として楽器弦の製造を担ってきた丸三ハシモト株式会社の橋本英宗社長と吉澤氏の対談、地域で伝統的に受け継がれてきた製法で製造された弦を使った繊細で、柔らかな音色の筝の調べ、トークや体を動かしての会場との交流など、楽しく深みのある内容が凝縮されており、お客様も大変満足して下さいました。
身体を使っての交流 吉澤延隆氏の演奏
トークショー 受講生と吉澤氏
全体の振り返りと成果の確認、評価を12月21日土曜日13時10分~16時20分、滋賀県立大学(中講義室A4-302)で開催する最後の講座で行う予定です。
地域共生センター
「地域デザインD」担当