アグリビジネス創出フェア2024に出展しました!
2024年12月5日
2024年11月26日(火曜日)から28日(木曜日)の3日間、東京ビッグサイトで開催された『アグリビジネス創出フェア2024』(主催:農林水産省)が開催され、本学の研究成果2件を出展しました。
このイベントは、全国の産学官の機関が有する農林水産・食品分野などの最新の研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し、研究機関同士や研究機関と事業者との連携を促す場として開催される「技術交流展示会」です。
本年度は全国の136の機関が最新の研究成果を出展するとともに、有識者による基調講演や、農林水産・食品分野のスタートアップの創出に向けたセミナーなど、様々な企画が行われました。
本学ブースには多くの民間企業、研究機関、行政機関などの研究者や事業家の方々が訪れ、研究成果や産学官連携の方向などについて意見交換を行うとともに、研究者によるセミナーにも多くの方にお越しいただき、あるいは多くの方が足を止め、真剣に聴講されました。
本学の研究について広く知っていただくとともに、産学官連携に向けて種を蒔く有意義な参加となりました。
イベントの様子
イベントの看板
会場である東京ビッグサイト外観
会場俯瞰
出展研究の概要
1.骨なし魚の養殖~魚の骨を柔らかくする養殖技術
環境科学部生物資源管理学科 杉浦省三教授
高齢者や乳幼児が安心して食べられる「骨の柔らかい魚」を養殖する新技術(特許出願中)により、「魚離れ」に歯止めをかけ、魚の消費拡大および国民の健康底上げを図る。
セミナールームでのプレゼンテーションの様子
セミナールームでのプレゼンテーションの様子
2.食品成分によるがん幹細胞を標的とした新規抗がん剤開発に向けて
人間文化学部生活栄養学科 遠藤弘史准教授
転移・再発等のがんの悪性化に大きくかかわると考えられている「がん幹細胞」の効果的な抑制に向け、食品成分に着目し、健康寿命の延伸や食品の新たな付加価値の創出を図る。
滋賀県立大学のブースと遠藤准教授
ビジネスチャンス発掘ツアーへのブース前説明