「近江楽座」"ヴォーリズ研究会"が設計図面からヴォーリズ建築の思想を読み解く企画展を開催します
2024年2月13日
「地域貢献」をテーマに、学生主体の地域活動を行う滋賀県立大学「近江楽座」の"ヴォーリズ研究会"が近江八幡市のヴォーリズ記念館、ハイド記念館、教育会館保存活用推進協議会他とコラボしてヴォーリズの建築図面の企画展示をおこないます。
今回、学生が独自に作成したパネルや部分模型の他に、これまで公開されることが少なかったヴォーリズ建築の設計図面をスクリーンに投影する等わかりやすい解説と共に展示します。特に健康や子供の視点で通風や採光に配慮した窓からは、良質な建築空間を追求したヴォーリズの思想を読み解くことができ、現在においても健康で快適な住まい方のヒントになります。
会場はヴォーリズが拠点とした近江八幡市にあるヴォーリズ学園ハイド記念館です。ヴォーリズ建築の同館を訪れることで、より具体的に魅力を感じていただけると思います。ご参加をお待ちしております。
- イベント名称
『建築図面展VORIES』
テーマ:「窓と光の対話-窓から読み解くヴォーリズの思想-」 - 日時
令和6年2月15日(木曜日)〜3月17日(日曜日)
10時~16時
月曜日休館 - 場所
ヴォーリズ学園 ハイド記念館(2階ギャラリー)
入館料500円(ハイド記念館の保存活用事業費として活用します)
その他:イベント内容を一部変更する場合がございます。
お問い合わせ
学校法人ヴォーリズ学園広報部
滋賀県近江八幡市市井町177
電話:0748-32-3995
Eメール:save-build@vories.ac.jp
ヴォーリズ研究会について
ヴォーリズ研究会は、滋賀県立大学環境建築デザイン学科の金子尚志研究室のメンバーが中心となり、2020年10月に立ち上げたプロジェクトです。2023年度には県立大学の独自の教育プログラムである「近江楽座」に採択されました。近江八幡市を拠点に活躍した"W.M. ヴォーリズの再評価"と"近江八幡のまちづくり"の2つを主軸として活動しています。
「近江楽座(おうみらくざ)」とは
「近江楽座」は滋賀県立大学が行う地域貢献プログラムの一つで、大学の総合力、教員の専門性、学生の行動力を源に、地域活性化への貢献をとおして地域社会へ根付いていくプロジェクトを募集し、審査を経て採択されたプロジェクトに対して、調査、研究、活動等経費を助成するものです。2023年度は21のプロジェクトが採択され活動しています。