人間文化学部生活デザイン学科30期生によるファッションショー「輪郭(りんかく)」を開催します
2026年10月22日
学生7ブランドが衣服を通して表現する、自分らしさと多様な価値観
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科30期生は、2026年10月31日(土曜日)、滋賀県立大学交流センター前メインステージにて、ファッションショー「輪郭」を開催いたします。
本公演は、学生たちが企画から衣服のデザイン・制作、ショーの実施に至るまで、すべてを自分たちの手でつくり上げるファッションショーです。
今回は、学生がそれぞれの視点から立ち上げた7つのブランドが登場します。民族衣装と多様性、幾何学的な造形、身体の躍動、安心できる居場所、個性の開花、他者の視線への抵抗、そして母性への問いかけ。多様なテーマを、学生自身がデザイン・制作した衣服を通して表現します。
当日は、学生たちが思いを込めて制作した衣服と、それぞれのブランドが描く世界観をご覧いただけます。ぜひお越しください。

開催概要
- イベント名:滋賀県立大学生活デザイン学科30期生ファッションショー「輪郭」
- 開催日時:2026年10月31日(土曜日)18時10分~
※10月31日(土曜日)、11月1日(日曜日)大学祭「湖風祭」内で開催します - 会場:滋賀県立大学交流センター前メインステージ
- テーマ:「輪郭(りんかく)」
- 公式Instagram:@usp_30design.sp
- その他:ファッションショーで使用した衣装を、11月1日(日曜日)に交流センターホワイエにて展示しています。
ファッションショーのテーマ「輪郭(りんかく)」について
服は、体の外側にあるもう一つの輪郭だ。何を選び、どう身にまとうのか。その選択には一人一人の思想や信念、価値観が表れる。ファッションは単に身体を覆うものではなく、自分が何者であるかを表現する手段である。内側にある自分らしさが外側へと広がり、唯一無二の輪郭を描き出す。私の輪郭は私だけのもの。
▲昨年のファッションショーの様子▲
7つのブランド紹介
1.klokkaブランドリーダー松山琴音
どんな時代も、人と人がいれば争いが生まれてしまうのはなぜだろう。たとえ人種が違っても、同じ人間であるのに。これは、民族衣装はそれぞれの地域で個性や特徴が異なっても、同じ服であることと一緒であるように思います。人と人が争うのではなく、「服」という共通点で、入り混じり繋がって、新しい「iro」が生まれていく。伝統から解き放たれた、「iro」の民族たちが今、歩き出す。
2.ZUGI/図戯ブランドリーダー川村真子
"形で自由に遊ぶ"という想いを込めて、『ZUGI / 図戯』というテーマを設定しました。幾何学的なパターンをベースに、自分を美しく魅せる形を追求し、身体のラインや顔立ちに合わせて、丸・三角・四角・波線を当てはめた衣装を製作しています。美しく引き立つ全体のシルエットと細部に施された遊び心とともに、「秩序」があるからこそ見えてくるそれぞれの「個性」に注目してショーをお楽しみください。
3.ÉLANブランドリーダー高橋桜子
ブランド名「ÉLAN(エラン)」は、フランス語で「勢い」「飛躍」「躍動」「内側から湧き出る力」を意味します。身体の動きから生まれる一瞬の美しさに着目し、布の揺らぎやシルエットの変化を通して表現します。衣服と身体が一体となって生み出す躍動感を大切にし、一人ひとりの内に秘めた力強さや個性を引き出すことを目指します。静と動が交差する瞬間に宿る美しさを衣服を通して表現するブランドです。
4.ハイツきらきら星ブランドリーダー西村歩花
~わたしだけのあたたかな空間~ いつでもどんなときでも安心できるわたしだけの居場所。わたしの部屋にはきらきらの星たちが漂っている。編み物や毛糸には素材特有のあたたかさやぬくもりが宿っている。家も同じくあたたかく人をつつむものなのではないだろうか。あたたかさにつつまれながら、わたしだけのわたしのための空間だからこそ生まれるわたしだけのきらきら星。
5.mimiブランドリーダー廣瀬詠理奈
私らしさに、祝福を。誰かとの出会いを通して新たな一面を見つけ、変化していく私たち。新しい自分に出会うたび、私らしさはもっと自由に広がっていく。個性が重なり合い、色とりどりの花束になる。5つの花をモチーフに、それぞれの個性や魅力を表現しました。すべての衣装で素材感を統一し、全体にまとまりのある雰囲気を生み出しました。色とりどりの個性が咲き誇る、その瞬間をお楽しみください。
6.REVEILLIONブランドリーダー大内美侑
誰かの視線にさらされ、外見だけで価値を判断される世界には、他人の目に映る自分を生きることへの息苦しさや葛藤があります。そんな視線を遮るヴェールのような服を作りました。この服は他者の評価に服従しないための抵抗の服であり、価値観に縛られず、自分自身の美しさと存在を表現します。異なる素材や加工、装飾を用いて、視線にきつく縛られているシルエットとそれに抗う意志を表しました。
7.MOTHERブランドリーダー村上優亜
《母性》に疑問を抱いたことはないだろうか。世界中で大昔から《母性》は美しく、神聖な本能であるとされてきた。しかし、それは本当か。母体は大きな変化をもつ。体は形を変え、匂いが歪んで認識され、子を守るという本能が自分自身を犠牲にすることを促進する。変化はむしろ美しいとは言えず、グロテスクであると言えるのではないか。私たちは日々を生きている。私たちが感じたその感情は本当なのだろうか。




