電子システム工学専攻の山下太一さんと阿南椋久さんがDAシンポジウム2023において「DAシンポジウム2022セッション特別賞」を受賞しました
2023年9月28日
本学大学院工学研究科電子システム工学専攻の山下太一さん(発表当時修士2年)と阿南椋久さん(発表当時修士1年)が、2023年8月30日~9月1日に石川県加賀市で開催されたDAシンポジウム2023において「DAシンポジウム2022セッション特別賞」を受賞しました。本賞は前年のシンポジウムでの発表の中から優秀なものが選定され、表彰されるものです。
発表内容について(山下太一さん)
題目
線形分類器による探索領域の刈り込みがアナログ回路のパラメータ最適化に与える影響
発表者
山下太一、阿南椋久、土谷亮、井上敏之、岸根桂路
概要
アナログ回路は性能指標の数や設計パラメータが多く、回路の最適化が困難であることが知られている。本研究では線形分類器によって探索空間を刈り込むことで探索範囲を縮小し、効率的に最適化を行なう方法を提案した。
発表内容について(阿南椋久さん)
題目
オープンソースのアナログ回路自動設計に向けたブロック方式設計のSkywater130nmプロセスによる実証
発表者
阿南椋久、山下太一、土谷亮、井上敏之、岸根桂路
概要
アナログ集積回路の設計は手作業が多く、熟練者でなければ設計を完成させることが困難であることが知られている。本研究は、アナログ回路を自動設計する手法を提案し、オープンソース化されている製造プロセスを用いてその効果を実証した。