シリーズ「教育実習から学ぶ」学生からの学びの声:Part1
トピックス
2022.03.25
滋賀県立大学人間看護学部では、看護師免許と保健師免許(選抜制)の他に養護教諭第一種免許取得のための科目履修できる課程があります。今回は、養護教諭を目指す看護学生の教育実習での学びの声を2回に分けて紹介します。
【小学校で教育実習を行ったAさんの学びの声】
私は3週間の実習で、「研究授業」「保健だよりの作成」「保健室前の掲示物の作成」「児童対応」を中心にさまざまなことをさせて頂きました。
事前に教育委員会が実施する説明会へ参加して実習校と調整が必要ですが、説明会を始め、多くのことを学ぶことができます。
研究授業では、学活の時間に保健指導として「性の多様性」についての授業を行いました。養護教諭の先生や担任教諭の先生とともに、授業づくりを進めていきました。学校現場でも行っている例が少なく、大変難しいテーマだったので、授業を完成させるまでに時間がかかりましたが、授業後の「わかりやすかった!」「おもしろかった!」という児童からの反応はとても嬉しかったです。
児童対応では、ケガや体調不良の問診やケアだけでなく、精神的な苦痛を抱える児童や、保健室登校の児童とのかかわりを通して、病院実習では出会わない対応について学ぶことができました。
(写真は目の愛護デーに関連してAさんが作成した教材資料)