人間文化学研究科生活文化学専攻の2012年度修了生の高杉昭吾さんが、アジアデザイン賞2015(Design for Asia Awards 2015)において、金賞を受賞しました。

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2015/12/11

 

 アジアデザイン賞は、アジアの生活様式を反映し影響を与える優れたデザインによってビジネス的成功を勝ち得た企業やデザイナーを評価する賞です。2003年に香港で創設され、世界のデザイナーがインスピレーションを得るアジアのプラットフォームとして成長しています。
 2015年度は2013年1月1日から2015年5月31日までの期間に1カ国以上のアジア市場に商業製品として投入されたプロジェクト/デザイン製品を対象としています。今回は24か国から765点の応募があり、全受賞対象の中から、大賞10点、金賞15点、銀賞27点、銅賞47点、メリット賞69点が選ばれました。

■応募作品
 INS Series
 「INS Series」は、インスリン治療で使用する注射や測定器などの機器を収納して気軽に持ち歩けるようにするための製品で、高杉さんが本学在学中に行った修士研究の「インスリン治療機器を収納するポーチの現場調査と開発」が元となっています。大学院修了後も改良と試作を重ねて、2014年に高杉昭吾デザイン事務所のプロダクトブランド「i_llumi」から販売を開始しています。
 従来の製品はひと目で医療品とわかるようなものしかなく、それが治療を続けていく上で患者への大きな負担となっていたため、その問題を解決し、より良い治療の実現を目標として開発されています。

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アジアデザイン賞金賞受賞
アジアデザイン賞金賞受賞
 

アジアデザイン賞金賞受賞