大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程1回生の福本浩哉さんが、磁性流体研究会 磁性流体連合講演会 優秀講演賞を二年連続で受賞しました

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2017/11/27

 大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程1回生の福本浩哉さんが、磁性流体研究会 磁性流体連合講演会 優秀講演賞を二年連続で受賞しました。本表彰は,磁性流体連合講演会(2017年11月16-17日 首都大学東京 秋葉原キャンパス)において研究発表を行った若手講演者の中で、優秀な発表者に対して贈られるものです。

<講演の概要>

著者:福本浩哉、周藤宏典、間宮広明、ジョン・クヤ、鈴木一正、宮村 弘、バラチャンドラン・ジャヤデワン

題目:「ナノスケールにおけるマグネタイトの磁気特性」

講演の要旨:

 マグネタイトは医療応用分野において磁気温熱療法やMRIの造影剤などへの応用が期待されています。しかし、粒子の大きさがナノサイズになると、表面の効果や粒子間相互作用の影響が大きくなり、応用に適したマグネタイトナノ粒子の設計が困難になります。そこで、本研究では、シリカを被覆することで粒子間相互作用の無いマグネタイトのナノ粒子群を作製することに成功し、さらに、その磁気特性に及ぼすサイズ・形状の影響について明らかにしました。
 

磁性流体受賞金研