CLSプログラム(重要言語奨学金プログラム)を開催します

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 2015年5月13日(水)、American Councils for International EducationのCLS Assistant Project DirectorであるAndrew McCullough氏が本学を来訪されました。来る6~7月、アメリカ合衆国国務省のCritical Language Scholarship(重要言語奨学金)を受けた教育プログラム(以下、CLSプログラム)が本学で実施されるため、来訪されたものです。

CLS表敬訪問
CLS表敬訪問
 

 CLSプログラムは、アメリカ合衆国国務省の「国家安全保障にとって重要な役割を果たす言語の人材養成およびアメリカ人にその言語を教えることができる教師の拡大」を目的とするプログラムで、13の「重要言語」が対象となっており、本年度の日本での開催校に滋賀県立大学が選定されました。CLSプログラムはAmerican Councils for International Educationという国際教育・交流を専門する機関(非営利団体)によって運営され、American Councilsが全米の大学に向けて各国への派遣学生を募集し、多数の応募者から選抜がなされます。このたび本学でも、応募者500名前後から選抜された26名の学生が学びます。

 滋賀県立大学では、日本で唯一のCLSプログラム開催校として、学内での日本語学習や彦根市内、滋賀県内の文化施設見学、伝統文化体験、本学学生・彦根市民との交流、4週間のホームステイ及び4週間のアパート共同生活など多彩なプログラムでCLS学生達の日本・日本文化理解に資するよう準備しています。

 CLSプログラムの準備は、人間文化学部国際コミュニケーション学科の教員で立ち上げられた「滋賀県立大学CLSプログラム実行委員会」が、学内の関連部署と連携をとりながら行っています。加えて、国際コミュニケーション学科の学生による実行委員会も組織され、キャンプ、交流パーティー、近隣の施設見学など様々な企画の準備をしています。このような企画以外にも、日本語授業のティーチング・アシスタントやCLS学生にマンツーマンでつく「言語パートナー」活動、レジデント・アシスタントとしてアパートでの共同生活など、国際コミュニケーション学科の学生が様々な形でプログラムに関わります。滋賀県立大学の特徴的な取組であるスチューデントファーム「近江楽座」の協力も得て、外国人の短期滞在ではあまり接する機会のない地域社会に入り込む体験を提供します。

 CLSプログラムの活動の様子は、本学のWebサイトを通じて随時お知らせする予定です。

研修期間     平成27年6月6日(土)~8月2日(日)(約8週間)

来学者      大学生(21人)・大学院生(5人) 引率者(1人)

カリキュラム内容 [授業時間] 月~金曜日90分×3コマ

                     [授業内容] 日本語中・上級学習、日本文化学習、課外活動等

主なイベント   6月7日(日) ホームステイ・アパート共同生活スタート(半数が各4週間)

         6月8日(月) 開講式。オリエンテーション。歓迎会。

         6月9日(火) 日本語プレースメントテスト。歓迎会。

         6月10日(水)日本語授業開始

         6月12日(金)~13日(土)荒神山自然の家キャンプ

         6月19日(金)彦根市長表敬訪問。彦根城見学。清涼寺で禅体験。

         6月27日(土)~28日(日) 湖西方面・竹生島 小旅行

         7月10日(金) 近隣学校等への訪問(4~5人の少人数で)

         7月17日(金)~19日(日)近江日野田舎体験

         7月31日(金) 終了式。送別会。

【本件に関するお問い合わせ先】

人間文化学部国際コミュニケーション学科

教授 ジョン・リピー

電話:0749-28-8254(直通)

電子メール:rippey.j@shc.usp.ac.jp

(日本語で対応可能です)