人間文化学部生活デザイン学科2年生の小林知佳さんが、富山デザインコンペティション2015において、「準とやまデザイン賞」を受賞しました

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

2015/12/09

 

 今回で第22回目をむかえる「富山デザインコンペティション」。デザイナー、企業、富山県総合デザインセンターが協同して入賞作品の商品化に取り組み、これまでに応募作品から生まれた商品は40点以上。ビジネスの成功を目指し、「富山で生まれる、次のデザイン」を実現する作品を募集しています。9月30日に最終審査が行われ、受賞作品3作品が決定し、10月1日から富山デザインウェーブ2015展にて展示されました。

■募集テーマ
「地域の魅力を伝えるスーベニア」
 北陸新幹線がスタートし、2つの美術館のオープンを控える富山県は「デザインの発信源」としてさらなる変貌を遂げていきます。今必要なのは、地域の魅力を見直し、時代に適したデザインで再構築すること。自然や産業など特有のリソースを生かし、プロダクト、アート、工芸などジャンルにとらわれず、多くの人の思い出や記憶に残るような「地域で産み、地域に招く」ためのデザインを募集します。

■応募作品
 富山日記
 今日では若者を中心に写真を撮る習慣が一般化しています。そこでそれを利用し、富山の思い出をより心に残してもらう為のアルバムを考案しました。本来お土産とは旅行が終わってから楽しむものですが、富山日記は旅の最中にも楽しめるお土産です。イラストに合わせて写真を撮影して現像し、ページを埋めていきます。最終的に一冊のアルバムとして仕上がると、心に残り、友人にも自慢したくなるでしょう。

■審査員
 鈴木マサル(テキスタイルデザイナー/東京造形大学教授)
 鈴野浩一(建築家/株式会社トラフ建築設計事務所共同主宰)
 萩原 修(デザインディレクター/明星大学教授)

富山デザインウェーブのウェブサイトはこちら→http://dw.toyamadesign.jp/index.html
受賞作品はこちら→http://dw.toyamadesign.jp/compe2015prize.html

 応募作品は、生活デザイン学科の道具デザイン演習Ⅰ(担当:南政宏・麻谷宏)の演習課題として取り組んだものです。
 生活デザイン学科学生による「準とやまデザイン賞」の受賞は昨年の嶋津有香さんの「富山飴」に引き続き二年連続となります。

準とやまデザイン賞受賞
準とやまデザイン賞受賞
 

準とやまデザイン賞受賞