2015/04/08
●主旨(コンペティション募集要項より)
地球環境の保護や廃棄物の削減などが問われる中,衣服についても,一般家庭から産業レベルまで,廃棄物を減量する方法や有効な再利用の確立が急務となっています。このコンペの主催者,繊維リサイクル技術研究会では,産業,行政・大学との緊密な交流のもとに,リサイクルの課題に取り組んできました。繊維リサイクルの難しさの一つは,出口(リサイクル品用途)が見い出せないことにあります。そこで繊維リサイクルの出口発見を目指して,広く一般の方から,不用衣料を利用した創造性に富んだアイデアを募集します。
●募集テーマ
【芸術・デザイン一般作品】
不用衣類(使用済,古着,たんす在庫)を利用すること,いずれも最終作品において不用衣料を80%以上使用していることを条件とします。
●応募作品
「思い出のランプ」
これは、古着をシェードに用いたランプです。着用されることで、衣服には思い出としての価値が生まれるのではないかと考え、その価値をいかした作品を制作しました。
●審査委員
木村照夫[京都工芸繊維大学大学院先端ファイブロ科学部門教授,繊維リサイクル技術研究会委員長]
成美弘至[京都女子大学家政学部教授]
伊部京子[京都工芸繊維大学未利用資源有効活用研究センター特任教授,紙アーティスト(株)シオン]
佐野慶一郎[関東学院大学人間環境学部教授]
迫部唯行[ユニチカ(株)繊維資材生産開発部]
玉田真紀[尚絅学院大学総合人間科学部教授]
Gail Baugh[San Francisco State University, professor]
●コンペティション概要
http://homepage2.nifty.com/tmsj/japan/labo/recycle/movement/competition3.html