【研究成果】「水田地域における生態系保全のための技術指針」を作成しました

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2019年10月18日
 

 2016~18年度に実施した滋賀県立大学重点領域研究「水田地域の生態系保全技術の指針づくり」では、学内の3名の研究者(大久保卓也、須戸幹、皆川明子)による研究成果に加え、滋賀県で生態系保全、特に、在来魚の保全に関わって来られた研究者の皆様に声をかけ、これまでの知見を集約し、「水田地域における生態系保全のための技術指針」を作成しました。
 

「水田地域における生態系保全のための技術指針」本文

(注)報告書本文中にある著者連絡先e-mailアドレスで(at)は@を示します。

 この指針では、水田地域およびその周辺に生息する在来魚を保全するために、水田地域や河川でどのような対策・取り組みを進めればよいかをわかりやすく示すことをめざしました。


 この指針が関係の皆様に利用され、在来魚保全を考慮した水田や流域での取り組みが広がっていくことが著者一同の願いです。


 水田地域を含む琵琶湖周辺域における魚類を中心に考えた生態系保全技術・施策の方向性を示すと次の図のようになります。

水田を含めた琵琶湖周辺域における生態系保全技術の方向性(魚類を主に考慮)