環境研究倫理特論は、平成29年に滋賀県立大学・環境科学部の大学院講義として開講した科目で、科学技術者の社会的責任について多方面から論じます。2019年度第3回の講義を、公開の特別講演会として下記のとおり実施します。
一般の方の参加も可能です。参加費は無料ですが、準備の都合上、実施担当者宛に事前の予約をお願いいたします。
●演題:自身を取り巻く組織の環境と不正行動との関係性
●講師:森口文博氏(常翔学園/大阪市立大学)
●日時:令和元年(2019年)10月21日(月)16:30~18:00
●場所:滋賀県立大学環境科学部棟2階B0会議室
●対象:学生・教職員および一般
●講演要旨:近時起こった不正事例を題材に、経営学の分野における"組織行動論"の観点から、組織と個⼈との間に潜む不正⾏動のメカニズムを紹介します。みなさんは、普段どのような判断基準で何か物事を決めていますでしょうか。少なからず、友人や先生との関係や所属しているグループのルールや環境等が自身の意思決定に影響しているでしょう。本講演では、個人が何を基準に組織と結びついているかという"組織コミットメント"という考え方を紹介し、自身を取り巻く組織の様々な環境下で、適切に判断・行動できる意思決定方法について議論します。
●問い合わせ先:
実施担当者 原田英美子(滋賀県立大学環境科学部生物資源管理学科、harada.e@ses.usp.ac.jp)
環境研究倫理特論の実施内容についてはオンラインシラバス(http://www.usp.ac.jp/edu/syllabus/s2019/ 環境科学研究科 環境動態学専攻・環境計画学専攻 p115-116)をご覧ください。
環境研究倫理特論特別講演会(2019年10月21日)ポスター ダウンロード (PDFファイル)