環境社会システム学科へ名称変更―未来を築く、環境と社会の融合

2025年7月14日

2026年4月1日より、滋賀県立大学 環境科学部 『環境政策・計画学科』の学科名を『環境社会システム学科』へ変更いたします。

本学科は開学時の『環境計画学科・環境社会計画専攻』としてスタートし、2008年度に学科再編により『環境政策・計画学科』に名称変更し、狭義の環境だけではなく社会・経済の持続可能性も含み、また行政だけでなく民間やNPO等の多様な主体の活動を範囲とした「環境社会」を対象に、教育・研究を進めてきました。開学30周年を迎えた今、大学を取り巻く環境だけでなく、学問領域、政策課題の状況は大きく変化したことを踏まえ、高校生・受験生、在学生、保護者、卒業生、企業・研究者、地域・一般の方々にとりましても、より分かりやすい学科名が必要になってきました。

持続可能な未来の実現には、多様化・複雑化している社会的問題に対して、様々な要素の関係性と全体の観点に基づいた「システム」として捉えたうえで、問題解決を進めていく力が求められます。これまで『環境政策・計画学科』として培ってきた「環境社会」を対象とした教育・研究の知識に加え、多様な学問分野を連携させることで、「環境社会」を様々な要素の関係性と全体の観点に基づいた「環境社会システム」として捉えた形で問題解決を図ることができる教育内容に強化されてきたため、学科名を『環境社会システム学科』へと改めます。

本学科では、環境と社会の関係を包括的に捉え、政策立案・計画策定・システム設計など、多様なアプローチを通じて持続可能な社会の構築を目指します。

環境問題に関心のある方はもちろん、社会の仕組みや未来のあり方に興味を持つ方々にとっても、理論と実践を融合させながら学び、行動する場となることでしょう。是非一緒に、持続可能な社会を形作る知恵と力を育みましょう。

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