2018/04/09
2018年3月26〜29日に高知大学で開催された第129回日本森林学会大会において、環境科学研究科・環境動態学専攻の澤井一毅さんがポスター発表を行い、「学生ポスター賞」を受賞しました。
受賞発表の概要
題目:里山林における竹林拡大にともなう炭素・窒素存在量と移動量の変化
著者:澤井一毅・濱野智・籠谷泰行
概要:里山域における竹林拡大が問題となっている中で、森林の竹林化にともなう物質環境への影響を見るため
に、彦根市内の竹林拡大の進む里山林において、モウソウチク林・木竹混交林・森林に調査区を設け、炭
素・窒素の存在量と移動量を調べました。植物現存量、土壌のメタン吸収量、さらにリターフォールの季
節変動パターンが、竹林化にともなって変化することを明らかにしました。