日本タイポグラフィ年鑑2017 部門最優秀賞を生活デザイン学科卒業生の加藤啓太郎さんが受賞されました。

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2016/12/14

 

 文字を伝達手段とした優秀なデザイン作品を選ぶ、「日本タイポグラフィ年鑑2017」の受賞作が11月14日、発表されました。

 生活デザイン学科卒業生(6期生)の加藤啓太郎さんは現在、朝日新聞のデザイナーとして活躍しており、2016年3月11日付朝日新聞朝刊の東日本大震災5年別刷り特集「福島第一原発 終わり見えぬ汚染水」(デザイナー・加藤啓太郎、アートディレクター・末房赤彦)のインフォグラフィックスデザインを担当し、その優れたグラフィックにおいて日本タイポグラフィ年鑑2017インフォグラフィックス部門の最優秀賞を受賞しました。
 受賞・入選作は、「日本タイポグラフィ協会」が来年4月発行予定の年鑑に収録されます。
 今回は1185点の応募がありました。受賞者のリストは、同協会のホームページ(http://www.typography.or.jp/topics/topics01.html#t107 )で公表されています。

 日本タイポグラフィ協会は、1964年に結成された日本レタリングデザイナー協会を母体として、広義のタイポグラフィの発展を願って1971年に名称変更して生まれました。グラフィック・デザイナーはもとより、タイプフェイス・デザイナー、研究者、教育者など200名を越える国内・海外の個人会員と法人会員で構成されています。協会は文字、シンボルマーク、ピクトグラムなど視覚言語の創作と研究、それらを駆使したデザインを通してより良いコミュニケーションを追求しています。


福島第一原発 終わり見えぬ汚染水