環境科学研究科、環境科学部、人間文化学部の学生がDESIGN TAGA Competition 2016において準グランプリおよび特別賞を受賞しました

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2016/05/16

 
 DESIGN TAGA Competition 2016において、環境科学研究科 環境計画学専攻 嶋﨑 迅さん、環境科学部 環境建築デザイン学科 神戸 涼さんが準グランプリを受賞しました。また、生活デザイン学科4年生の市井誠樹さん(代表)、高橋利斉さん、保科真喜子さん、松尾怜さん、村谷知華さんのグループが特別賞(柿谷賞)を受賞しました。

DESIGN TAGA Competition 2016とは
 滋賀県犬上郡多賀町は面積の約85%を森林が占めている自然豊かな町です。DESIGN TAGA Competition 2016は多賀町および多賀町の森林のブランディングと多賀町産木材(スギ・ヒノキ)の利用拡大を目的としたデザインコンペです。多賀町産木材を使った家具デザインの提案を募集し、入選作品等は商品化されます。また商品化されたものは、新しく整備される中央公民館(平成30年度完成予定)で活用される予定です。

■  主催
 多賀町(多賀町森林資源循環システム構築に関するワーキンググループ)

■  募集テーマ
 多賀町のスギもしくはヒノキを使った家具の提案
環境科学研究科 環境計画学専攻 嶋﨑 迅
 受賞内容:準グランプリ
 作品タイトル:8 LOOP Furniture Renovation
 作品概要:
 老朽化が進む屋外公共空間のベンチを、多賀の木材を利用してリノベーションします。
 8 LOOP は、ベンチ・素材である木材の循環・連続を意味したデザインアイデアです。
 一定のパターンを複製するデザインですが、短手方向に木材を組むことで、新しいシルエットをつくります。
 また、木材を組むことで強度を上げ、細かな隙間が繊細な陰影を生み出します。
 老朽化したベンチも、座りたくなるベンチへと生まれ変わります。

環境科学部 環境建築デザイン学科 神戸 涼
 受賞内容:準グランプリ
 作品タイトル:Toy Frame 
 作品概要:
 30×30材で構成されるフレームには溝がほられ、パネルをはめ込むことができます。
 ユーザーが自分の意思で好きな場所にパネルをはめ込み、棚のような役割を果たします。
 パネルがはめ込まれていないときは溝にフックをかけることができ、棚以上の家具へと変化します。
 様々な状況、ユーザーによって形を変えることができる、ユーザーが作り上げる家具です。
■人間文化学部 生活デザイン学科 市井誠樹(代表)、高橋利斉、保科真喜子、松尾怜、村谷知華
 受賞内容:特別賞(柿谷賞)
 作品タイトル:自由にかける家具「Hangs」
 作品概要:
 ヒノキを使用したシンプルなデザインは、すべて小経材で制作が可能です。
 机や棚は梯子状のサイドパーツに、板状・柵状の横パーツを引っ掛けて自由に展開できるようになっています。各パーツ複数のサイズがあるため、空間に合わせたチョイスにより、様々なスタイルへと変化します。

■審査員
 多賀町森林資源循環システム構築に関するワーキンググループが設置する審査委員会
 久保久良[多賀町長]
 中西茂行[滋賀県立大学非常勤講師]
 樋栄浩之[大滝山林組合] 
 他13名敬称略
■受賞作品はこちらでご覧いただけます。
8 LOOP Furniture Renovation
Toy Frame
 
  作品タイトル:8 LOOP Furniture Renovation          作品タイトル:Toy Frame

自由にかける家具「Hangs」

作品タイトル:自由にかける家具「Hangs」