大学院環境動態学専攻の吉田紘樹さんが、第16回糸状菌分子生物学コンファレンスにおいて「学生優秀ポスター発表賞」を受賞しました

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2016/12/07
 

 

 11月17日~18日に宇治おうばくプラザ(宇治市)において開催された第16回糸状菌分子生物学コンファレンスにおいて、本学大学院環境科学研究科環境動態学専攻博士前期課程1回生の吉田紘樹さん(指導教官 泉津弘佑・助教)が、「学生優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

 本賞は102件のポスター発表の中から、特に優れた5件に対して贈られました。

■研究発表の概要

<著 者>

吉田紘樹,後藤駿介,田中千尋,入江俊一,鈴木一実,泉津弘佑

<題 目>

「トウモロコシごま葉枯病菌の物理的疎水面認識および付着器形成を制御するOpy2の解析」

<発表の内容> 

 植物病原糸状菌の1種であるトウモロコシごま葉枯病菌(Bipolaris maydis)は、宿主植物であるトウモロコシの葉を認識し付着器と呼ばれる感染器官を形成します。今回の研究により、宿主葉の物理的な疎水性と葉の構成成分であるペクチンを認識することにより付着器を形成している可能性が強く示唆されました。

吉田紘樹受賞