2015/11/10
大学院人間文化学研究科生活文化学専攻健康栄養部門博士前期課程2回生の長谷川洋佑さんが、2015年11月6、7日に中京大学名古屋キャンパスで行われた第54回日本生気象学会大会にて若手・学生発表部門優秀賞を受賞しました。この賞は「生命と環境」を医学、気象学、体育学、生活科学から多角的にとらえる学際的な学会である生気象学会の大会において、若手研究者および学生を対象とし、優秀な研究発表に贈られるものです。今大会では口頭発表全31演題のうちから3演題が優秀賞に選出され、その1つに長谷川さんの発表が選ばれました。
題目:高温環境下運動時における経口補水液摂取が深部体温上昇・脱水に与える影響
著者:長谷川洋佑 南和広 寄本明
概要:
脱水状態からの回復を目的とし、糖質・電解質濃度、浸透圧が調整されている経口補水液は、熱中症の予防及び治療に推奨されています。本研究は熱中症研究の中でもエビデンスの乏しい“高温環境下運動時における経口補水液摂取”が体温上昇や脱水進行に与える影響を体温上昇や脱水進行に与える影響を検証したものであり、経口補水液摂取に基づく脱水予防が血漿量確保、深部体温上昇抑制に有効であることを示しました。

