環境研究倫理特論は、平成29年に滋賀県立大学・環境科学部の大学院講義として開講した科目で、科学技術者の社会的責任について多方面から論じます。2019年度は第3回に引き続き、第12回の講義も、公開の特別講演会として実施します。ふるってご参加ください。
一般の方の参加も可能です。参加費は無料ですが、準備の都合上、実施担当者宛に事前の予約をお願いいたします。
●演題:社会との関係を基盤とした研究活動・研究室運営
●講師:安井裕之氏(京都薬科大学・教授)
●日時:令和2年(2020年)1月6日(月曜日) 16時30分~18時00分
●場所:滋賀県立大学環境科学部棟2階B0会議室
●対象:学生・教職員および一般
●講演要旨:2018年の6月に東京化学同人から「科学者の研究倫理」という書籍を田中智之先生、小出隆規先生との共著で出版しています。昨今、いろいろな面で懸念される「わが国の研究者の在り方、正しい研究活動、明るくない現状と将来的な動向」など、科学研究全体についてどちらかと言えばネガティブな事案や記事、情報が多いです。こういった背景で、未来のある若い研究者の皆さんに、私たちが現状と近未来を捉えて、どのような
提案や発言をしているかを講演します。後半は、章末問題を題材に議論するグループワークを行います。
●問い合わせ先:
実施担当者 原田英美子(滋賀県立大学環境科学部生物資源管理学科、harada.e@ses.usp.ac.jp)
環境研究倫理特論の実施内容についてはオンラインシラバス(http://www.usp.ac.jp/edu/syllabus/s2019/ 環境科学研究科 環境動態学専攻・環境計画学専攻 p115-116)をご覧ください。
環境研究倫理特論特別講演会(2020年1月6日)ポスター ダウンロード (195.9 KB)