【COC】若者が一歩を踏み出すための居場所として逓信サロンを開設しました

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2016/12/19
 

 「人とのコミュニケーションが苦手」、「働きたいけど何からしていいかわからない」など、生きづらさをかかえている若者は、今日少なくありません。また、2016年9月に内閣府が実施した「若者の生活に関する調査」においては、「ひきこもり」の若者は、全国に54万1千人いるとされています。そのような若者たちの社会参加を支える居場所を、今年度、滋賀県立大学と彦根市が連携して行う「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」公募型課題研究の一環として開設するものです。

 「ひきこもり」を始めとする生きづらさを抱える若者たちが、社会の担い手・作り手となっていくためには、自信を取り戻し、他者や社会への安心感と信頼感を回復することが不可欠です。サロンでは若者同士での交流、地域活動への参画・交流を通して、社会関係をひろげるとともに、自らの進路を考えていくサポートを行います。

 また、今回の研究事業としてのサロンでの取組みをもとに、今後の若者支援の方向性を明らかにしていきたいと考えています。


開設日時:

 毎週火曜日・木曜日の11時~16時

 (開設期間: 2016年11月10日~2017年3月31日)

場 所:

 逓信舎1階(滋賀県彦根市河原2丁目3-4)

 

対 象:

 社会生活に困難を抱えている概ね15歳から39歳の若者

 

活動内容

 日常生活でプラスとなる活動(掃除、クッキングなど)、コミュニケーション(おしゃべり、卓上ゲームなど)、ものづくり・文化的体験(工作等)、ボランティア・地域行事への参加などを予定。これらの諸活動への参加を通じて、社会関係をひろげ、社会参加(あるいはその拡大)の一歩とする。さらに、長期的には、自らの課題を発見し、乗り越えていくプロセスを経て、自分なりの生き方・働き方を模索する機会とする。

研究の目的

 「ひきこもり」の若者たちの社会参加を支える「居場所」の機能や、運営・施設・設備等に関する検討を行い、今後の若者支援の方向性を明らかにする。

問合せ:

 彦根市 子ども・若者課
 Tel:0749-49-2251

 滋賀県立大学 人間文化学部長控室
 Tel:0749-28-8401

逓信サロンチラシ