本学では、地域主体の「低炭素・資源循環・自然共生」社会の創出を「加速化」させるための、「幅広い知識」と「ノウハウ」と「実践力」を有し、「即戦力」となるリーダー、コーディネーターとしての人材育成拠点の形成をめざし、「地域資源・エネルギー コーディネーター」育成プログラム(連続講座)※を開講します。
それに先立ち、「地域資源を活かしたエネルギー創造と利活用」をテーマとしたキックオフ・フォーラムを開催します。「エネルギー永続地帯」を提唱されている千葉大学大学院人文社会科学研究科 倉阪秀史教授にご講演をいただくとともに、県内外の地域エネルギーに関する先駆的な取り組みを紹介し、実践にあたってのノウハウや課題について意見交換を行います。連続講座受講希望の有無は問いませんので、奮ってご参加ください。
■日時:平成27年9月5日(土)13時00分~16時00分
(12時30分会場)
■会場:滋賀県立男女共同参画センター G-NETしが
〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町8
■プログラム
13時00分 開会、趣旨説明 :環境省担当者
13時20分~ 基調講演:「エネルギー永続地帯の概念と地域での実践」
千葉大学大学院人文社会科学研究科 倉阪秀史教授
14時30分~ パネルディスカッション
●パネラー:
滋賀県エネルギー政策課 中嶋洋一/県内の状況、施策の紹介
MAXWOOD 回渕享治/ビジネス、ストーブ
いぶきグリーンエナジー㈱ 清水国行/バイオマス発電、小水力発電
千葉大学大学院人文社会科学研究科 倉阪秀史教授
環境省担当者
●コーディネーター: 鵜飼修 滋賀県立大学 地域共生センター
15時50分 受講生募集案内
15時55分 閉会挨拶
16時00分 閉会
■対象
地域資源や地域のエネルギー利活用に関心のある方
■参加費:無料
■申込み(お問合せ)
滋賀県立大学地域共生センター9月5日フォーラム担当宛
メール、電話、FAXで①氏名、②所属、③住所、④連絡先電話、⑤メールアドレスをお知らせの上、お申し込みください。メール:chiiki@office.usp.ac.jp 電話:0749-28-9851 FAX:0749-28-0220
基調講演講師プロフィール
倉阪秀史(くらさか ひでふみ)
1964年三重県生まれ。千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。1987年環境庁に入庁。環境基本法と環境影響評価法の制定作業などの新規施策の立ち上げを担当。1998年から千葉大学に勤務。「永続地帯」の概念を提唱し、地域での再生可能エネルギーのみによってその区域におけるエネルギー需要を賄うことのできる区域に関する研究を推進している。著書に、永続地帯研究会(編)『地図で読む日本の再生可能エネルギー』(共著)旬報社など多数。
※本プログラムは、「平成27年度持続的な地域創生を推進する人材育成拠点形成モデル事業」(環境省)の採択を受けいます。