研究倫理問題に関する連続特別講演会のご案内(1月22日、1月29日、2月5日)

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2018/01/11

環境研究倫理特論は、平成29年に滋賀県立大学・環境科学部の大学院講義として新規開講した科目で、科学技術者の社会的責任について多方面から論じます。以下のとおり、第13回から15回の講義を公開の特別講演会として実施します。事前申込みは不要です。ふるってご参加ください。場所はいずれも、滋賀県立大学 環境科学部棟2階のB0会議室です。

第13回

 1月22日(月)16:30~18:00

講師:菊池 誠(大阪大学教授)

演題:ニセ科学問題

講演要旨:見かけ上は科学を装いつつ実際にはまったく科学的ではない「ニセ科学」が世の中に溢れている。それらは時には社会にとって重大な実害をもたらす。この講義ではいくつかのニセ科学の実例を教材として、科学的に考えるとはどういうことか、そしてなぜ科学的に考えなくてはならないのかについて議論する。

第14回 

 1月29日(月) 16:30~18:00 

講師:大村泉(東北大学名誉教授)

演題:科学的不正の法律的位置付け

講演要旨:担当者が訴えられ最高裁まで争うことになった研究不正に関する名誉毀損裁判を事例に、1)研究不正問題と現在の法的諸制度の関係、2)大学トップが関与する研究不正問題を解決する筋道が現在の制度的枠組みのなかに存在するのかどうか、3)若手研究者がトップダウン型の研究不正に対処するにはどうすべきかを考える。

第15回

 2月5日(月) 16:30~18:00

講師:小波秀雄(京都女子大学名誉教授)

演題:研究不正を作り出す日本の土壌を考える

講演要旨:平成26年に岡山大学で起きた薬学部の2名の教授の解雇事件は、不正を告発した側を大学当局が解雇するという、国立大学でこれまでに前例のないものであった。この事件は、単に個人の研究者が不正を犯したというだけにとどまらず、研究不正を生み出すアカデミズム、地域社会、医療システムが絡みあった複雑な問題があり、いわば日本社会の病巣の縮図とも言える様相を呈している。可能な限りの事実を提示しながら、大学や科学研究のあり方を広い視野で考える。

本講義の第1回~12回の実施内容についてはオンラインシラバス(/edu/syllabus/s2017/  環境科学研究科 環境動態学専攻・環境計画学専攻 p119-120)をご覧ください。

●問合せ先:

〒522-8533 彦根市八坂町2500番地

滋賀県立大学 環境科学部

TEL 0749-28-8301 FAX 0749-28-8477

環境研究倫理特論 特別講演会 ダウンロード

環境研究倫理特論特別講演会.pdf (115.5 KB)